三井ベンチャーズ NEWS

NEWS 2006

[2006/08/08]

カリプソ・メディカル社のカリプソ(R)4Dローカライゼーション・システム、米国FDA510(k)承認取得


世界初、放射線治療中に腫瘍の位置をリアルタイムに確認、動きを継続的に探知可能な治療法

ワシントン州シアトル-2006年8月8日-カリプソ・メディカル・テクノロジーズ社(以下カリプソ社)は本日、同社が独自に開発した電磁技術と前立腺埋植用ビーコンRトランスポンダを活用したカリプソRローカライゼーション・システムがFDAより510(k)承認を受けたと発表しております。同製品プラットフォームは、体外放射線治療において、電離放射線を加えずに客観的で正確な腫瘍位置情報を継続的に確認できるようデザインされています。米国癌協会によると、米国の男性が最も多く診断される癌は前立腺癌であり、2006年には約233,000件の新規症例が診断されると予測されています。カリプソ・システムは前立腺癌患者の大部分に一次治療法として適用されている放射線治療中に起こる前立腺癌の位置と動作を客観的且つ継続的にモニターすることが出来る、現在における唯一の方法です。

カリプソ・システムは医師が放射線治療中に起きる臓器の動きをモニターし、計測ることが出来ようデザインされています。腫瘍の位置を常に把握できることにより、放射線が常に目標部位に照射されているという確信を医者と患者の双方が共有できます。同社製品プラットフォームは、X線や超音波映像を解析する専門的知識を必要としない為、放射線科のワークフローにおいて問題とされている患者のセットアップ時間を大幅に削減することができます。カリプソ・システムは2003年から2006年までにM. D. アンダーソン癌センター・オーランドやクリーブランド・クリニック、ネブラスカ・メディカル・センター、スコッツデール・ヘルスケアのバージニア・G・パイパー癌センター、シャープ・メモリアル病院、ミシガン大学総合癌センター、カリフォルニア大学サンフランシスコ校メディカルセンターで前立腺放射線治療患者に対して行われた治験で評価を受けております。

今回の治験では、放射線治療中に臨床的に意義のあるレベルの前立腺の動きが臨床研究者によって記録され、更にカリプソ・システムを使うことによりその動きにリアルタイムで対応でき、放射線を目的部位に正確に照射できることが証明されおります。「この製品は、簡単に使うことが出る上に、重要な腫瘍の位置情報を提供してくれます。」とM.D.アンダーソン癌センター・オーランドで放射線腫瘍学治験ディレクターを務めるパトリック・J・クペリアン医師は述べ、「これはとても期待される技術で、放射線治療が行われている様々な病気の治療マネージメントに大きな影響を与える可能性があるでしょう。」と言及しています。

ネブラスカ・メディカル・センターのチャールズ・エンケ放射線腫瘍医は、「我々はカリプソ・システムを気に入っています。このシステムは使いやすく、腫瘍の位置を常に把握できることにより、放射線療法士と患者の双方が安心して治療を行うことができます。継続モニタリング機能のおかげで放射線治療の精度に確信度が増し、更に前立腺に動きがある時にも対応することができます。」と述べています。

先日完了した治験の結果は11月に開催される米国治療放射線腫瘍学会議(ASTRO)で発表される予定です。前立腺癌治療で知られるスイーディッシュ・メディカル・センター、シアトル・前立腺インスティテュートのティム・メート放射線腫瘍医は、「これまでの放射線治療の進歩はターゲット腫瘍の位置確認機能の精度により制限されていました。」、と延べ、更に「カリプソ・システムは世界で初めて照射中に内部から腫瘍の位置情報を継続的にリアルタイムで特定できる方法です。これによって昔から待望されてた体内臓器の動きに関する様々な知識が得られ、将来の治療の進歩に多大に貢献すると思います。」、と言及しています。スイーディッシュ・メディカル・センターは製品の試験的な評価に参加し、カリプソメディカルの重要な顧問グループです。

カリプソメディカルのCEO兼取締役社長であるエリック・マイヤー氏は、「臨床の正確性を高め、放射線治療部門のワークフローの効率を高めるカリプソ・システムに関するたくさんの興味を受けています。このシステムのユニークな継続モニタリング機能により、強度変調放射線治療(IMRT)やvolumetric imaging等の放射線治療技術の有用性を高められる可能性があります。我々は本年度後半の販売開始を楽しみに待つと同時に、カリプソ・システムの情報を下に臓器動作を管理できるように臨床医の方々と一緒に協力していきます。」

カリプソ・メディカル・テクノロジー社について

カリプソ・メディカル・テクノロジー社は2000年に設立された、在ワシントン州シアトルの医療機器ベンチャー企業です。同社は、放射線治療の照射を改善させるため、臓器移動に対する管理ソリューションを提供しています。カリプソ社は体内から継続的に照準を合わせ、正確で客観的な位置確認行うことで、必要以上の電離放射線を使わないソリューションを開発する第一人者です。同社は交流電磁気を使って位置特定をおこなうプラットフォームの開発を完了し、2006年7月28日に米国FDAより510(k)承認を受けております。同社についての詳細は www.calypsomedical.comを参照ください。

http://www.canbas.co.jp/