三井ベンチャーズ NEWS

NEWS 2005

[05/25/2005]

サイリーン・ファーマスーティカル社、シリーズBファイナンスで2,630万ドルを調達


サイリーン社、新経営陣を発表

米国カリフォルニア州サンディエゴ - 2005年5月25日
癌治療の新薬開発を手がけるサイリーン・ファーマスーティカル社は、本日、Coastview Capitalをリードベンチャーとする2,630万ドルのシリーズBファイナンスを完了したと発表しました。この資金調達によりサイリーン社は、同社の主力製品で複数の癌に対する治療薬、CX-3543を臨床開発に進めることができます。この増資は、本日、カリフォルニア州モンテレーで開かれている第7回C21 BioVentures Conferenceにおいて、サイリーン社の社長兼CEO、ウィリアム・ライス博士が発表しました。

Coastview Capitalの他、新たに加わっているのは、BioVentures Investors、三井ベンチャーズ、Morningside Venture Investments、TDL Investors、William Harris Investors、Lakeview CapitalおよびViterbi Groupの各投資家です。サイリーン社は、Sanderling Ventures、Novartis BioVentures、Research Corporation Technologies、IngleWood Venturesといった既存の全出資者からも多額の追加出資を確保しました。Coastview Capitalのマネージング・ディレクター、ステラ・M・サン博士とBioVentures Investors代表のミッキー・Y・キム医学博士の両名がサイリーン社の取締役会に選出されました。

ライス博士は次のように述べています。「今回の増資が成功裏に完了したことは、サイリーン社にとって1つの大きなマイルストーンです。今回調達した資金によって、CX-3543を手始めとして4重鎖(quadruplex)を標的とする物質の治療薬パイプラインを臨床開発段階に進めることができます。当社は、今後12カ月以内に2番目の臨床開発候補を決定したいと考えています。」

Coastview Capitalのサン博士は、「私たちがサイリーン社を新規ファンドの最初の投資先として選んだのは、重要性を秘めた癌治療薬の開発に対する同社の革新的かつ独自のアプローチに好感を持ったからです。同社の経営陣は、創業者である科学者達とともに、先進的なライフ・サイエンス企業を築き上げるための経験とコミットメントを有していると確信しています。」と述べています。

サイリーン社は、新規作用機序を通じて確認された、癌標的に対して既知の医薬品と類似の特性を持つ低分子の特定、開発を行っています。同社を創業した科学者らは、正常細胞遺伝子ではなくカギとなる一群の癌遺伝子の発現を調節する、ゲノムDNAの4重鎖モチーフを発見しています。サイリーン社独自のQuadruplex Targeting技術により、これら4重鎖モチーフに低分子を集中させることによって、複数の種類の重要な癌においてアポトーシスを誘導することが可能になります。

サイリーン社の共同創業者のトム・ファレル最高業務責任者は、「このように質の高いファンドが当社に投資してくださることに感激しています。各ファンドによる資金援助は、当社のパイプラインの力と経営陣の経験を反映したものだと考えています。」と述べています。

サイリーン・ファーマスーティカル社について

サイリーン・ファーマスーティカル社は、致命的な癌を標的とした低分子薬の創薬、開発、商品化を専門に行っている医薬品企業です。サイリーン社は、独自のリボソームRNA生合成阻害技術(RABIT (TM))を用いて薬剤抵抗性を持つタイプの癌に有効な分子を設計し、さまざまな開発段階にある複数の候補薬を創り出しています。同社が開発中の最先端の癌治療薬であるQuarfloxin(CX-3543)は、リボソームRNA生合成阻害薬(RBI)で、慢性リンパ性白血病の適応で第2相臨床開発、固形癌を適応として後期第1相臨床開発の段階にあります。詳細については、同社のウェブサイト(http://www.cylenepharma.com.)をご覧ください。

http://www.cylenepharma.com/