三井ベンチャーズ NEWS

NEWS 2005

[03/11/2005]

パナコス・ファーマスーティカルス社、バイテックス社との合併を締結。これに伴い2000万ドルの資金を調達


マサチューセッツ州ウォータータウン-2005年3月11日-次世代抗感染症治療法を開発するバイオテクノロジー企業であるV.I.Technologies社(Nasdaq: VITX、以下バイテックス社)は本日、先日公表されたパナコス・ファーマスーティカルス社との合併を完了したと発表しました。この合併により、バイテックス社は2億2750万株をパナコス社株主に対して発行し、同社の発行済み株を全て買い取る予定です。

更にバイテックス社は、合併の完了が条件となっていた2000万ドルの普通株並びにワラントの私募を完了したとも発表しました。この私募に基づき、同社は実効価格一株20セントの普通株1億株と、一株24セントで最大4500万株の購入が可能な分離可能ワラント(5年間有効)が発行されました。S.G.コーエン社が募集代理人を勤め、メーソン・ウッド・ウォーカーも共同で資金調達面での募集代理を行いました。

「我々は、パナコス社との合併が締結に至り、大変嬉しく思っています。」と、バイテックス社の会長兼最高経営責任者であるサミュエル・アッカーマン博士は述べ、更に「我々は、グラハム・アラウェイ博士率いるパナコス社の科学・開発チームを歓迎し、重要なウイルス性の病気を治療する斬新な薬品を共同で開発できることを楽しみにしています。PA-457はパナコス社の科学者達が発見した全く新しい作用機序を持つ化合物で、HIV治療薬としての可能性を臨床試験の初期段階において示したものです。我々は同薬品がこれまで示した臨床試験における急速な進捗を嬉しく思い、現在行われているフェーズ2aの結果は2005年中期に出る予定です。」と言及し、アッカーマン博士は続けて、「バイテックス社取締役会を代表して、この合併プロセスで素晴らしいリーダーシップを発揮してくれたジョン・バー氏に感謝をしたいです。」と言及しました。

バイテックス社の社長であるバー氏は以下のように述べています。「パナコス社との合併は、バイテックス社が抗感染治療製品の開発におけるリーダーになるための大きな一歩を象徴しています。パナコス社の科学プラットフォームと併用して、緊急に必要とされている重要な感染症の治療製品を開発したいと思っています。」

パナコス・ファーマスーティカルズ社について

パナコス・ファーマスーティカルス社は2000年に創立された、HIV感染症やその他の重要な感染症を、新しい作用機序を用いて治療する薬品の創薬活動を中心に行うベンチャー企業です。共同創立者であるグラハム・アラウェイ博士とカール・ワイルド博士は、HIVの解明にと新しいHIV治療法の開発に多大なる科学的貢献を果たし、合併の締結後はバイテックス社に入社します。

PA-457は、HIVの成熟を阻害するというパナコス社の研究員が最近特定した作用点に効果的な治療薬です。PA-457は1日1回の口径投与薬品として期待され、前臨床試験では、現在認可されているHIV治療薬に対して耐性を持つHIV分離株に対しても効果を発揮しました。パナコス社は最近、治験フェーズΙ・Πにおいて良好な予備段階の結果が出たと発表しました。同治験では、他の抗ウイルス治療を受けていないHIV感染患者を対象にPA-457の単回経口投与を行い、他のHIV治療薬に体制を持つHIV分離株を含めて、HIVウイルス量の投与量依存減少が観察されました。現在、薬剤耐性はHIV感染の治療において最大の問題です。PA-457は米国食品医薬品局(FDA)より優先審査指定を受けています

PA-457の他にも、パナコス社は次世代HIV成熟阻害剤、HIV融合阻害剤や低分子HIV融合阻害剤RSウイルス(RSV)感染症の阻害剤などに的を絞った、期待の持てる前臨床段階の開発プログラムを行っています。

合併後、バイテックス社の本社はマサチューセッツ州ウォータータウンに所在し、研究開発施設はメリーランド州ガイサーズバーグに所在します。

http://www.panacos.com/

バイテックス社について

バイテックス社は、次世代抗感染症製品を開発しています。同社は、HIVやその他重要なウイルス性感染症の低分子口径投与薬品の発見及び開発を行っています。バイテックス社の特許で保護されている創薬技術はウイルスの融合や成熟など、ウイルスのライフサイクルの新しいターゲットに焦点を当てています。同社の特許で保護されているイナクチン(INACTINE?)テクノロジーは幅広い種類のウイルス、バクテリア、寄生虫をターゲットにし、プリオンタンパク質を除去できる機能を実証しています。毎年、アメリカとヨーロッパ、日本では、4000万ユニット以上の赤血球が輸血されています。バイテックス社に関する詳しい情報はウェブサイト www.vitechnologies.com を参照ください。

http://www.vitechnologies.com/